中東でビジネスに挑戦!ドバイで法人を設立する2つの方法【ローカルとフリーゾーン】

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アラブ首長国連邦、ドバイ首長国。

ドバイのビジネスといえばどのようなイメージをお持ちでしょうか?

石油を思い浮かべる方が多いかもしれません。

しかし実際は違います。

ドバイは、限りある石油資源への依存状態からいち早く脱却し、金融と貿易のハブに転身することで繁栄したのです。

ドバイが金融と貿易のハブとして世界中の企業を集めることができた理由は、なんといっても法人税・所得税が50年間免除であること。

そしてヨーロッパ・アジア・アフリカのちょうど中央に位置し、巨大貿易港が運営されているという立地条件も見逃せません。

今回はそんなドバイに法人を設立する2つの方法をお伝えします。

法人の形態は主に2つあります。

1) ローカル・カンパニー(Local Company)
2) フリーゾーン・カンパニー(Free Zone Company)

それぞれ順に見ていきましょう。

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ドバイ法人設立方法(1) ローカル・カンパニー

ドバイの地場に設立する法人はローカル・カンパニーと呼ばれます。

ローカル・カンパニーは、通常の法人として営利活動を行う企業形態ですが、実は初めてドバイに進出される方にとっては大きな難点があります。

それは外国資本100%での法人設立がNGであることです。

せっかくあなたがドバイ進出のための資金を貯めていたとしても、それでは不十分です。

現地資本(ドバイ資本)による51%以上の出資(スポンサー)が必要です。

「ドバイ人の知り合いなんて、ましてやスポンサーになってくれる人なんていないよ!」

初めてドバイ進出される方からそんな声が聞こえてきます。

ドバイ人に出資してもらう!?

スポンサーを探すには人脈

知り合いをとにかく辿りに辿る、というのがひとつ。

既に進出されている方や、あなたの進出を手伝ってくださっている業者さんなどに真剣に相談してみましょう。

頼まれるドバイ人の側にとっても、一企業のスポンサーになのは重大なこと。

信頼関係がとても重要です。

つまり、信頼できるネットワークからの紹介であることが最も有力と言えます。

もうひとつは味気ないですが、インターネットなどで見つけることです。

ドライな印象は避けられませんが「スポンサーやります」と広告している方を見つけ、実際に契約された方もいらっしゃいます。

スポンサーには出資していただく代わりに、スポンサー料というものを支払います。

通常は年契約で、金額は交渉次第です。

中には、日本人の平均年収よりも高い金額を毎年スポンサー料として支払っている企業もあるといいます。

ドバイ人はスポンサーになるだけで、ふところが潤う仕組み。

外国企業にドバイという土地でビジネスを展開させると同時に、地場のふところも潤うという賢いシステムなのですね。

ドバイ法人設立方法(2) フリーゾーン・カンパニー

さて、ローカル・カンパニーはハードルが高いと感じられたら、次にフリーゾーン・カンパニーという選択肢を検討しましょう。

現在ドバイに進出している日系企業の大多数はフリーゾーン・カンパニーです。

ドバイには20を超える「フリーゾーン」と呼ばれる地域があります。

フリーゾーンとは経済特区のこと。

ドバイ首長国の方針で、外資を誘致しビジネスを活性化させることを目的に、特別なルールが適用された地域です。

フリーゾーン・カンパニーのメリットとデメリット

特別ルールの最たるものが「外資100%で法人が設立できること」

ローカル・カンパニーとは異なり、地場のスポンサーを必要としません。

あなたの望む資本で法人を構えることができるのです。

他にも、保税での貿易行為が可能であったり、外国人労働者の雇用に関する制限がなかったりというメリットがあります。

一方で、デメリットもあります。

デメリットは主に2つ。

1つめは「できることに限度があること」です。

例えば輸出入業であれば、BtoBのビジネスができる一方で、BtoCの小売業ができないといった制限があります。

しかし、あきらめなければならないという訳ではありません。

フリーゾーン・カンパニーとしてやれないことを解決する方法はたくさんあります。

一般的には、ローカル・カンパニーを取引先に持ち、外注したり、おろしたりすることで解決するでしょう。

頼りになる取引先企業を開拓し、ビジネス上の信頼関係を構築していくことが重要です。

保有できる権限の範囲と詳細はあなたのビジネスの業種や、どこのフリーゾーンに設立したかによって異なります。

気になる場合は、あなたが法人設立を検討しているフリーゾーンの当局に確認しましょう。

2つめは「ライセンス料がかかること」です。

分かりやすく言うと「営業許可費用」。

そのフリーゾーンに会社を構えるための費用がかかります。

これは年払いで、1年間あなたの会社の売上がいくらであろうとも必ず支払わなくてはいけないものです。

ライセンスには様々な種類があります。

ドバイ進出を考える日本の方に最も関わりがありそうなものは「General Trading License(一般商業免許)」かと思います。

他にも業種ごとに様々なライセンスがあり、フリーゾーンによって付与できるライセンスの種類や金額が異なります。

ドバイ以外のフリーゾーンも視野に

フリーゾーンはドバイだけではなく、近隣の首長国にもあります。

もし、進出先としてドバイのさまざまなフリーゾーンを比較検討した結果、予算が厳しいと思えたときには、近隣の首長国にも視野を広げてみましょう。

例えば隣のシャルジャ首長国やアジュマン首長国は、同じアラブ首長国連邦内にあり、ドバイのベッドタウンとして機能しています。

ドバイよりも土地代や賃料などが安い傾向にあり、かつ距離も近くオススメです。

ドバイが難しければ、選択肢に入れてみても良いかもしれません。

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