強弱レシオ・ABレシオの見方と使い方

前回は、「ウィリアムズ%Rの見方と使い方」についてまとめました。

今回は、株価を予測するために考案されたオシレーター系のテクニカル指標である、強弱レシオ(ABレシオ)についてまとめます。

強弱レシオとは

強弱レシオ(ABレシオ)は、篠原正治氏が開発したオシレーター系のテクニカル指標です。開発者の篠原氏にちなんで篠原レシオとも呼ばれています。

強弱レシオはA・Bレシオの2つの指標で構成されており、Aレシオが相場のエネルギー、Bレシオが人気を表しています。

エネルギー(Aレシオ)は「始値を起点とした上下の振幅」、人気(Bレシオ)は「前日終値を起点とした上下の振幅」を表したものになります。

強弱レシオの見方

Aレシオ

Aレシオはエネルギーの強弱が均衡している時に100%を中心として動きます。

Aレシオが150%以上に上昇した時は天井圏、40〜60%以下に下げた時は底値圏であると判断します。

Bレシオ

Bレシオは人気の強弱が均衡しているときに100%を中心に動きます。

Bレシオが200%・300%と上昇してきた時は、過熱感が高まっていることを表します。また下落局面でBレシオが30~70%の間で長く推移した場合は底値圏であると判断します。

強弱レシオの計算式

強弱レシオのAレシオ・Bレシオは以下のように計算されます。

Aレシオ

Aレシオ = 一定期間の強エネルギーの合計 ÷ 一定期間の弱エネルギーの合計 × 100

強エネルギーと弱エネルギーは、当日の始値を基準として以下のように計算します。

強エネルギー = 当日の高値 − 当日の始値
弱エネルギー = 当日の始値 − 当日の安値

Bレシオ

Bレシオ = 一定期間の強人気の合計 ÷ 一定期間の弱人気の合計 × 100

強人気と弱人気は、前日の終値を基準として以下のように計算します。

強人気 = 当日の高値 − 前日の終値
弱人気 = 前日の終値 − 当日の安値

強弱レシオの設定値(パラメーター)

強弱レシオの期間は、一般的に26(日間)が利用されています。

強弱レシオの売買シグナル

AレシオとBレシオのクロスで買い

100%付近でBレシオがAレシオを下から上に抜いた場合を買いシグナルと判断します。

A・Bレシオの急落後の買い

A・Bレシオが高い位置から急落し、ともに70%を下回った場合を買いシグナルと判断します。

AレシオとBレシオの接近で買い

Aレシオが低い位置でエネルギーを溜めている間に、Bレシオが高い位置からAレシオに接近した場合を買いシグナルと判断します。

Bレシオの上昇で売り

Bレシオが上昇前の3倍になった場合を売りシグナルと判断します。

ABレシオをMT4で表示

ABレシオのカスタムインジケーターは以下のリンクよりダウンロードできます。

ABレシオ ダウンロード

実線をロング(買い)、破線をショート(売り)として見ます。

また、上向きの矢印の出現で「買い」、下向きの矢印の出現で「売り」と判断します。

参考

MT4でABレシオを表示
出典:www.fxciao.com

Aレシオ
Aレシオはエネルギーの強弱が均衡しているときは100%を中心に動きます。Aレシオが150%以上に上昇した時はそろそろ反落に注意で、Aレシオが60%前後に下げた時は底値圏にきていると見ます。
Bレシオ
Bレシオは人気の強弱が均衡しているときは100%を中心に動きます。Bレシオが200%・300%と上昇してきた時は、過熱感の現れでありポジションを手仕舞いにかかります。また下落局面でBレシオが30~70%の間で長く推移した場合は、底値圏にきていると見ます。
出典:www.kabudream.com

篠原レシオの作成方法(計算式)
出典:www.sevendata.co.jp

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