ATR(アベレージ・トゥルー・レンジ)の見方と使い方

前回は「CCIの見方と使い方」についてまとめました。

今回は、ボラティリティの強弱を判断するオシレーター系のテクニカル指標ATRについてまとめます。

ATRとは

ATR(アベレージ・トゥルー・レンジ)とはウェルズ・ワイルダー氏が考案したオシレーター系のテクニカル指標です。

価格の変動率(ボラティリティ)から相場の勢いの強さを見ることができます。

ATRの見方

ATRが上昇している場合はボラリティが高くなっている、下降している場合はボラリティが低くなっていると判断します。

ATRの計算式

ATRを算出するため、初めにTR(真の変動幅)の値を求めます。TRは以下の3つの値のうち最も大きな値を取ります。

  • (当日高値+当日安値)÷2
  • (当日高値+前日終値)÷2
  • (当日安値+前日終値)÷2

ATRは以下のように計算します。

ATR = TRの一定期間の指数平滑移動平均

ATRの売買シグナル

一般的にATRはボラリティの強さを判断するものであり、単体で売買タイミングを図れるものではありません。

ただし、ATRが上昇し始めた場合をエントリーのタイミングと見ることもできます。

ATRの決済ポイント

ATRが下降し始めたタイミングを決済のポイントと判断することができます。

ATRをMT4で表示する

ATRはカスタムインジケーターとしてMT4に標準で搭載されています。

期間の初期設定値は14(日間)となっています。

参考

1)真の変動幅(True Rangeトゥルー・レンジ)を算出⇒(1)(2)(3)で最大の値幅を選択
(1)当日高値と当日安値の差⇒中心値=(当日高値+当日安値)÷2
(2)当日高値と前日終値の差⇒中心値=(当日高値+前日終値)÷2
(3)当日安値と前日終値の差⇒中心値=(当日安値+前日終値)÷2
出典:www.moneypartners.co.jp

ATRが上昇していれば、ボラが高くなってきていて
ATRが下降していれば、ボラが低くなってきている
出典:kazuemon-fxblog.com

ボラティリティとは株価が動く大きさのことを意味しています。つまりATRは株価が上昇トレンド、下降トレンドそれぞれの局面における勢いの強さを判断することができる指標といえます。
出典:www.sevendata.co.jp

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レクタングル大
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