実写版「美女と野獣」のあらすじとレビュー

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日本では4月21日公開の、実写版「美女と野獣」を一人で見て来ました。

周囲はカップルや子供連れが多くて少し肩身が狭かったです。。

正直あまり期待していなかったのですが、けっこう楽しめたのでレビューを書いてみたいと思います。

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実写版「美女と野獣」のあらすじ

森の奥にある城に、若く美しいがとても我儘で傲慢な王子(ダン・スティーヴンス)が住んでいた。

ある日の夜、醜い老女が城を訪ね、一輪のバラをあげるかわりに城に一晩泊めてほしいと頼む。

しかし王子は老女の醜さを理由にそれを断る。

老女は「見かけで人を判断するのは良くない」と忠告するが、王子は聞く耳を持たず再び追い返そうとした。

するとその瞬間に老女は美しい魔女に変わり、優しい心を持たず人を見た目で判断する王子と、王子をそのように育てた召使いたち、さらにその城全体に魔法をかけてしまう。

そして王子は恐ろしい野獣の姿に、召使いたちは家財道具の姿になってしまった。

魔女はどんな物をも映し出す魔法の鏡、そして初めに見せた一輪のバラの花を置き消えていった。

そのバラの花びらが全部散るまでに、王子が人を愛し人に愛されるという「真実の愛」を見つけなければ、王子たちにかけられた魔法が解けることはない。

それから十年の歳月が流れた。

とある街に住む発明家モーリス(ケヴィン・クライン)の娘・ベル(エマ・ワトソン)は街一番の美貌の持ち主で、読書と空想が大好きな父親想いの娘だった。

ベルは夢見がちな性分を風変わりと捉える街の人々に馴染めず、街一番のハンサムで人気者だが乱暴で下品なうぬぼれ屋である狩人のガストン(ルーク・エヴァンズ)の執拗な求婚にも辟易していた。

モーリスが発明大会に出かけた日、愛馬フィリップが父を乗せぬまま戻ってきたのを見たベルは、父に何かあったに違いないと考え、フィリップと共にモーリスとはぐれた森の奥地の城へとやってくる。

モーリスは森で道に迷った上に狼達に襲われてフィリップとはぐれ、たどり着いた城で一夜の宿を頼もうとする。

しかし、城の中には誰もおらず、用意されていた食事に手をつけると同時にティーカップが話しかけて来たことに驚き、早々に城から退散する。

モーリスは城の外にある、白いバラを摘もうと試みるが、それに激怒した野獣から泥棒扱いされ牢に捕らえられてしまう。

解放を願うベルは父モーリスと引き換えに自分が城に留まることを決意する。

野獣はそれを受け入れ、反対するモーリスを強制的に街へと追い返してしまった。

モーリスは街に戻り野獣に出会った経緯を人々へ伝えるが、誰も信用しようとしない。

唯一モーリスの話に耳を傾けたのが、ガストンだった。

モーリスはガストンらと共に再び野獣の城へ向かう。

しかし、その途中でモーリスは道に迷ってしまい、さらにモーリスがガストンと娘を結婚させる意思がないこと知ったガストンによって森の中に置き去りにされてしまう。

そのモーリスを助けたのが、物語のカギを握る一人の女性だった。

一方、城に残ることになった失意のベルを、ポット夫人やルミエール、置き時計のコグスワースなど家財道具に変えられた城の召使たちは快く受け入れもてなしてくれた。

ベルも次第に気を取り直し城の生活になじもうと努力するが、ある時魔女の残したバラに触れようとしたことがきっかけで野獣を怒らせてしまい、城から飛び出ていくよう命じられる。

城から飛び出したベルは吹雪の中で野生の狼に襲われるが、すんでの所で駆けつけてきた野獣に救われる。

その事件をきっかけにベルは醜く横暴な野獣の心の中に残る優しさや教養の高さに気づき、野獣も彼女に同じ部分を見出し、お互いに心を通わせるようになる。

また日々をともに過ごしていく中で、野獣は徐々に人間らしい心を取り戻していきベルに想いを寄せるようになる。

そしてベルもまた、野獣に惹かれていくのだった。

2人だけの舞踏会を開いた日の夜のこと、楽しさの中にも父のことを想い沈んだ表情を隠せないベルのために、野獣は魔法の鏡を与えてモーリスの姿を映し出させる。

そこに映し出されたのは、街へ戻ったものの、自分とベルの結婚を承諾しないことに立腹したガストンによってひどい扱いを受けるモーリスの姿だった。

狼狽するベルの姿を見た野獣は、自分の中のベルへの愛情を自覚しつつ、愛するベルの気持ちを思いやり、ベルに魔法の鏡を与えた上で解放する。

自分に対するベルの愛情を確かめられぬまま彼女を手放してしまえば、2度と呪いが解けないことを知りながら。

父を助け街に戻ってきたベルは、ガストンが自分の結婚を承諾させるために「城に野獣がいる」と主張するモーリスを狂人として精神病院に入れようと企んでいることを知り、激しく彼を拒絶。

モーリスの言うことが事実であることを証明するために魔法の鏡で野獣の姿を見せるが、嫉妬に駆られたガストンは野獣が恐ろしい存在であると街の人々に吹聴する。

そして野獣を殺すべく人々を炊き付けて扇動し城へ夜襲をかける。

しかし野獣はベルを失った絶望に塞ぎ込み自暴自棄になってしまっており、侵入者の報告を受けても何ら手を打とうとしない。

主人と城を守るべく、召使い達はルミエールの一計で本物の家財道具になりすまし、侵入者たちの不意を突いてから一斉に反撃を開始、撃退することに成功する。

しかし騒ぎの中一人野獣の居場所を突き止めたガストンは、銃で背後から野獣を仕留めるが、足場が崩れそのまま地上へ落下してしまう。

野獣は致命傷を負い、もはや虫の息となっていた。

ベルは、途切れ途切れに愛と別れの言葉を口にし事切れた野獣の亡骸にを前に、涙を流しながら野獣への愛を告白する。

すると、モーリスを救った女性が背後から現れ、花弁がすべて散り落ちてしまったバラに魔法をかける。

突然光に包まれた野獣は元の王子の姿に、魔法が切れた召使いたちも元の姿に戻った。

ベルの愛の告白により、ついに野獣は愛し愛されることを学ぶ試練を乗り越え、自身と城にかけられた呪いから解き放たれたのだ。

こうして、城の召使たちと父モーリスの祝福の中2人は結ばれ、末永く幸せに暮らすのだった。
参考:ディズニー版 美女と野獣 あらすじ

実写版「美女と野獣」のレビュー

美女は野獣より強し

おそらく今回の「美女と野獣」のメインのテーマだと思うのですが、というかどこかでそういう記事を見た気がしましたが、フェミニストでも有名なエマ・ワトソンをキャスティングしている点で、「女性の強さ」というかそういうものを全面に出した映画になっています。

エマ・ワトソン演じるベルが野獣にビビったのは、初対面の時と野獣の命ともいえるバラに触れようとした時くらいで、野獣に食事に誘われた時などの断り方というか怒り方などは、まさに「引かない女性」を描いているなあと感じました。

個人的には

「野獣さん、私はあなたに心を許したわけじゃありませんのよ」

というような、たしなめる感じで描かれるよりも、ああいう感じで描いてもらうほうが面白いというかリアルに近い気はしますね。

ファンダジーだから別にリアルに近くなくても良いんですけどね。

ただ、なんか嫌な感じは受けちゃうんですよね。この前の喋る犬の映画みたいに。

ディズニーはやっぱり良い

ディズニーはなんだかんだ言っても良いですね。

この世知辛い世の中で、ファンタジーを描くというのは良いですよやっぱり。

誰も死なないですからね。

モーリスが狼に襲われても、野獣に囚われても、ガストンと険悪になっても。

野獣のお城の中で野獣側とガストン側が戦うときさえも、殺し合いみたいに描いてないんですよね。

もっともガストンは不慮の事故で亡くなった?ような感じはありましたし、野獣が死んでしまうキッカケも彼だったわけですが。

童心に戻って心の中でキャッキャウフフしつつ楽しみながら見れるファンタジーというのは良いですね。

エマ・ワトソンは意外に器用

エマ・ワトソンには失礼ですが、今回期待していなかった理由というのもエマ・ワトソンなんですよね。

なんというか、本当にテーマを元にキャスティングされた感が出てて、「演技なんかワザとらしいんじゃないの」と思ってました。

でも、やはりハリー・ポッターで子役時代から培ったものというのはあるんですね。

確かに演技は微妙なんですけど、恐らく演技の時にはそこに何も存在しないか、CG用の小物しか存在しないであろう場面の演技でもワザとらしくない表情というか演技は上手いんですね。

そういう面でいえば、エマ・ワトソンは器用な人なんだろうなあと思いました。

野獣が全てCG

美女と野獣の映画は何度か実写化されているようですが、野獣が特殊メイクではなくフルCGで描かれているのは今回が初めてなのではないでしょうか。(あ、でも2014年のフランス版もCGっぽいですね。)

もちろん俳優さんが演技をしている上に重ねているのでしょうが、野獣の歩き方や振る舞いも特徴的に描かれていて、あれは俳優さん自身がそういう動きをしているのか、CGでそうしているのかちょっと気になりましたね。

演出が演劇チックで楽しい

これ、ララランドの時にも思ったのですが、ああいうのはミュージカルというんですかね。

私一度もミュージカルを見たことがないので分からないのですが、今回の美女と野獣も恐らく舞台俳優か舞台の経験のある俳優が多く参加したんじゃないかなあという気がしますね。

演出が映画というよりも演劇的なんですよね。

映画の中でもシェークスピアが出てきたりしますからね。

ミュージカルなのか、舞台演劇なのかはよく分かりませんが、皆で歌って踊る映画って楽しいですね。

自分の演技に対する感覚が変わったのに気づいた

私、若い頃は役者を目指していたことがあるのですが、はっきり言って舞台演劇なんか大げさすぎて絶対やりたくないなと思ってましたし、観劇しても特に感銘を受けるということはなかったんですね。

それならドラマや映画の俳優やりたいと思ってましたし、そういう方向性の養成所に所属していました。

でも最近、ララランドと今回の美女と野獣を見て、なんか歌って踊るシーンで鳥肌が立ってる自分がいたんですよね。

単純すぎるだろと言われればそうなんですけど、あの大げさな振る舞いを楽しめてるんですよね。

自分でもちょっとビックリしたのですが。

今の自分だったら、たぶん演劇のほうが楽しめるんじゃないかとも思ったわけです。

もしかしたら、ただ単純に映画に飽きただけかもしれませんが。

舞台演劇って面白いんですかね。

オペラとかどうなんでしょうね。

なんか自分の感覚が変わってることにもビックリしたのですが、今後はもう少し幅を広げていろいろ見てみたいなあと思いましたね。

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海外からは見れないんですけどね(笑

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