ケルトナーチャネルの見方と使い方

前回は「モメンタムの見方と使い方」についてまとめました。

今回は、ボリンジャーバンドと似た、バンドを利用したテクニカル指標であるケルトナーチャネルについてまとめます。

ケルトナーチャネルとは

ケルトナーチャネルとは、シカゴのトレーダーであったC・W・ケルトナー 氏が考案したテクニカル指標です。

移動平均線を挟むように2本の上下バンドが価格に合わせて推移します。値動きの多くはバンド内で推移しますが、上下バンドから飛び出した値動きをフォローするトレンド系のテクニカル指標として利用されます。

ケルトナーチャネルの見方

ケルトナーチャネルは中間線と呼ばれる移動平均線と、それを中心に挟んだ上下ラインの計3本のラインで構成されます。

上のラインをアッパーバンドまたはハイバンド、下のラインをローワーバンドまたはローバンドと呼びます。

ケルトナーチャネルの計算式

移動平均線(中間線)、アッパーバンド、ローワーバンドは初めに3本値を利用した平均値を算出し、以下のように計算します。

平均値: (高値+安値+終値)÷ 3

移動平均線(中間線): 平均値を使った一定期間の単純移動平均値
アッパーバンド: 移動平均線(中間線)+ 平均値
ローワーバンド: 移動平均線(中間線)- 平均値

ケルトナーチャネルの売買シグナル

アッパーバンドを価格(ローソク足)が上抜けた場合は強い上昇トレンドが発生していると判断し買いシグナル、 ローワーバンドを価格(ローソク足)が下抜けた場合は強い下降トレンドが発生していると判断し売りシグナルと判断できます。

また、上昇トレンドでは移動平均線(中間線)がサポートとなり、下降トレンドでは移動平均線(中間線)がレジスタンスとなります。

そのため、トレンド発生後に価格が移動平均線(中間線)を明確に抜けた場合はトレンド転換と判断し、決済ポイントとなります。

まとめ

売買シグナルについては一般的なシグナルと捉えられていないようでしたので記述することを避けましたが、トレンド発生時は移動平均線(中間線)がサポートやレジスタンスとなるため、個人的には移動平均線での押し目買い・戻り売りもシグナルとして判断できるのではないかと考えています。

また、ケルトナーチャネル単体での利用はそれほど信頼性が高くないようで、他のテクニカル指標と組み合わせて利用することが一般的なようです。

参考

上部バンドを上抜けた場合は上方への強いトレンドが発生していると判断し、 中間線をサポートとして買いでトレンドをフォローしていきます。 反対に、下部バンドを下抜けた場合は下方への強いトレンドが発生していると判断し、 中間線をレジスタンスとして売りでトレンドをフォローします。
出典:fx.inet-sec.com

ma = (高値 + 安値 + 引値) ÷ 3
n日間の移動平均(MA) = {ma(1) + ma(2) +・・・・・+ ma(n-1) + ma(n)} ÷ n
上部バンド = 移動平均(MA) + ma
下部バンド = 移動平均(MA) – ma
出典:www.fxmuseum.jp

ケルトナーチャネルの見方としては、アッパーバンドを現在値が上抜けした場合は上昇トレンドが強く発生しているとみて、 中間移動平均値の線がサポートラインとなりトレンドをフォローしてくれます。 また、ロウワーバンドを下抜けした場合は、下降トレンドが強く発生しているとみて、 中間移動平均値の線をレジスタンスラインとしてみます。

このケルトナーチャネルは単体での信頼性があまり高くない指標ですので、 単体での使用はあまりオススメできません。RSIなどのオシレーター系指標と併用してみて、 売られすぎで下降トレンドが弱まってきたなと判断したら買いポジションを持つなどの使い方が主流です。 RSIを併用することでケルトナーチャネルのダマシを見抜きながらトレードをしましょう。
出典:fxtrend.jp

スポンサーリンク
レクタングル大