ポイント&フィギュアの見方と売買シグナル

前回は「ケルトナーチャネルの見方と使い方」についてまとめました。

今回は、時間の概念を考慮しないテクニカル分析手法であるポイント&フィギュアについてまとめます。

ポイント&フィギュア(P&F)とは

ポイントアンドフィギュア(P&F)とは、時系列に関係なく、一定の値幅があったときのみ○や×を記録していくテクニカル分析手法です。言い換えると、一定の値幅以上に価格が動かない場合は、時間が経過してもP&Fに変化はありません。

P&Fはシグナルを見るだけで取引のタイミングがわかるため、初心者にも使いやすい指標といえます。

ポイント&フィギュア(P&F)の書き方

P&Fの書き方には以下のように一定のルールがあります。

  • 価格の上昇は「×」、価格の下落は「○」で記入する
  • それぞれの列には×印か○印のどちらか一方を記入する
  • 価格が転換した時は右に一列移動して記入する
  • 転換後の一枠目には印を記入しない

書き方の手順は以下のようになります。

  • ×印または◯印を記入する基準となる「一定の値幅」と転換の基準となる「」を決定する
  • 1で設定した「一定の値幅」以上に価格が上昇した場合は×印を、下降した場合は○印を記入する
  • 1で設定した「枠数」以上価格が逆に動いた場合は右に一列移動して2枠目から印を記入する

※一般的にデイトレードでは「1枠10pips・転換の基準は4枠(4枠転換)」、スイングトレードでは「1枠50pips・4枠転換」で設定することが多いようです。枠は通常3枠転換または4枠転換を用います。

ポイント&フィギュア(P&F)の売買シグナル

P&Fの売買シグナルには、パターン分析トレンド分析カウンティングの3種類があります。

パターン分析

パターン分析では、P&Fが形成するパターンを利用して売買タイミングを図ります。


出典:www.rakuten-sec.co.jp

この他にも、「強気のカタパルト型」「弱気のカタパルト型」「強気信号型」「弱気信号型」「末広がり型」などのパターンがあります。

トレンド分析

通常のチャートでは高値同士または安値同士を結んでトレンドを引きますが、P&Fのトレンド分析では45度の線を引くことでトレンドを判断します。

上昇相場では最安値からマス目に沿って45度線を引き、価格が45度線よりも上にある場合は強気と判断します。
下降相場では最高値からマス目に沿って45度線を引き、価格が45度線よりも下にある場合は弱気と判断します


出典:kabu.com

カウンティング分析

カウンティング分析はトレンドの目標値を分析するために用いられます。

カウンティングには垂直カウンティング水平カウンティングがありますが、水平カウンティングがよく利用されています。

<垂直カウンティング>

垂直カウンティングは売買ポイントの列の枠数と同じ枠数の上げ幅(下げ幅)が次回にも出現するとする考え方です。


出典:www.gaitame.com

上図の場合、売買ポイントの列と同じ29枠の下げ幅が2列先に出現しています。

<水平カウンティング>

水平カウンティングは、売買ポイント直前の保ち合いが続いた列の数に、転換する枠数を掛けた枠数を安値または高値からの目標値とする考え方です。


出典:www.gaitame.com

上図の場合、保ち合いが8列続いているため、3列転換の場合8×3=24と算出し、安値から24枠を目標値(実際の上げ幅は26枠)としています。

ポイント&フィギュア(P&F)をMT4で表示させる

MT4では、チャート下部にインジケーターとしてP&Fを表示させることができます。

インジケーターは下記のサイトからダウンロードすることができます。

PNF_Alert.mq4 ダウンロード

デフォルトでは値幅のパラメーターであるBoxSizeが225に設定されていますが、見づらい場合は値を大きくすると見やすくすることができます。上図ではBoxSizeを300で設定しています。

まとめ

ポイント&フィギュアについてまとめましたが、一つのテクニカル指標としては奥が深く、また今回参考にした証券会社やFX会社のページを見る限りでは、トレンド分析やカウンティング分析に対する考え方も一つではないようです。

しかし、パターンを発見するだけで売買タイミングを図ることができ、かつ決済ポイントである目標値が数値で算出できるというのもP&Fの利用しやすい点ではないかと思います。

より詳細をお知りになりたい場合は、書籍などで学んでいただくことをおすすめします。

ポイント&フィギュアに関連する書籍

最強のポイント・アンド・フィギュア分析 (ウィザードブックシリーズ)

売買タイミング表示のFXチャートシステム&ポイント・フィギュア活用法

相場の未来がズバリ読めるポイント・アンド・フィギュアで外貨投資に勝つ! (JBシリーズ)

参考

1、どのぐらい価格が逆方向に動いたらトレンド転換にするか決める「1枠の値幅」と「枠数」
2、上昇中は「1で決めた価格」以上上昇したら×印を描き加える
3、下降中は「1で決めた価格」以上下落したら○印を描き加える
4、「1で決めた枠数」以上相場が逆行したら次の列に移り印を描き加えるが、1行目には印を描き込まない
5、価格が逆行しても「1で決めた枠」よりも値幅の小さい逆行は無視する

一般的にはデイトレードは1枠10pipsの4枠転換で、スイングトレードは50pipsの4枠転換が多いようです。転換は3枠か4枠転換です。
出典:masatohappy.seesaa.net

水平カウンティングというのは持ち合いを離れた時に株価の目標値を計算するものです。持ち合いを形成しているわけですので×列と○列が交互に何列も同じ値段のところに並ぶわけです。その並んだ列の数に転換する枠数を掛けます。ここでは3枠転換を用いていましたので3を掛ける、つまり3倍するわけです。その枠数を売買ポイントに加えて目標値とするわけです。ということは持ち合いが長ければ長いほど(エネルギーが溜まれば溜まるほど)株価は大きく動くということになります。
出典:kabu.com

垂直カウンティングというのは安値や高値のポイントから売買のポイントが出た箇所までのマス目の数を売買ポイントに加えてみるというものです。

水平カウンティングというのは保ち合いを離れた時に価格の目標値を計算するものです。保ち合いを形成しているわけですので×列と○列が交互に何列も同じ値段のところに並ぶわけです。その並んだ列の数に転換する枠数を掛けます。ここでは3枠転換を用いていましたので3を掛ける、つまり3倍するわけです。その枠数を売買ポイントに加えて目標値とするわけです。
ということは保ち合いが長ければ長いほど、価格は大きく動くということになります。
出典:www.gaitame.com

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