FXトレンドラインの教科書 円安ドル高トレンドの到来 (扶桑社BOOKS)

トレンドラインの勉強をしたいと思い購入しました。

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前半はファンダメンタルズ

トレンドラインのみについて書かれた本というよりも、前半は著者の視点で、世界情勢の読み解きと、そこから為替がどのように推移するか、ファンダメンタルズからの予測が述べられています。

単行本の発行日が2012年初頭ですので、書かれている内容は2012年以降の予測なのですが、著者はそれまで一貫して円高ドル安を主張していたのが、本著では円安ドル高への転換に言及しており、今現在の円安基調をピタリと予測しています。

  • 金利は、「表面金利 ー 物価上昇率 = 実質金利」で考える
  • トリプルトップが完成した場合、最高値とネックラインの値幅分だけ、さらに下落するのがセオリー
  • EUR/USDのようなリバウンドが大きい通貨で「売り」で入る場合、勝つためには「下がったところで売りを浴びせる」取引よりも、「上がったところを売り叩く」ほうが勝率が高い

といったような記述が、個人的に参考になりました。

後半はトレンドラインの活用法と演習問題

後半は、トレンドラインの活用について、「セオリー」ごとに説明がされています。

最後の章には、トレンドラインの引き方について演習問題があります。

この演習問題をやっていて感じたのですが、著者も述べられているように、トレンドラインの引き方も100%正しいものがあるということではないのですね。

やはり、「そこから読み取れるものが正しいかどうか」に尽きるのかなあと言う気がしました。

ただ、やはり全て我流でやれば上手くいくわけでもありませんので、プロのディーラーの方のラインの引き方を基準として知っているかどうか、というのは相場で生き残り続けるためにも必要だなと、あくまで個人的にですが、感じます。

  • トレンドラインを引くためにはどの高値と安値が重要かを判断する必要がある
  • トレンドラインは傾きを見る
  • 上昇トレンドではサポートライン、下降トレンドではレジスタンスラインを引くだけで十分
  • 上昇トレンドのサポートライン割れ → 売り判断
  • トレンドラインが守られるか守られないかの攻防地点では、その後5通りの動きが予想できる
  • 上昇と下降では売買戦略が違う
  • トレンドラインは時間が経過するほど破られやすくなる

といったような記述が参考になりました。

特に2番目の「トレンドラインは傾きを見る」は、個人的には、あまり意識していない要素でしたので、非常に参考になりました。

まとめ

中級者以上の方にとっては、目新しい内容ではないかもしれませんが、私と同様初心者の方であれば読んでいて損はないかなと思います。

値段もKindle版で1,000円以内ですので、行き詰まった時などに端末に置いておけば軽く見直すのにもちょうど良いかなという気がしています。

トレンドラインも万能のツールではなく、あくまで自身がそこから何を読み取り、どう行動するかが大事なのだなあと、当たり前なのかもしれませんが、改めて確認できた気がします。

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