トレンドとトレンドライン

前回は投資理論の一つである「ギャン理論とギャンの価値ある28のルール」をまとめました。

今回はチャート分析のもっとも基本である「トレンドライン」についてまとめます。

トレンドとは

トレンドとは相場の流れのことをいいます。

一度相場にトレンドが生まれると、次のトレンドが出てくるまでの間はその流れが続くため、トレンドに乗ることができれば大きな利益を狙うことができます。

トレンドには上昇トレンド下降トレンドレンジの3種類があります。

上昇トレンド

高値と安値を連続して切り上げている相場展開で、「買い」を中心に取引をします。

下降トレンド

高値と安値を連続して切り下げている相場展開で、「売り」を中心に取引をします。

レンジ

値動きがはっきりせず一定範囲内で上下に動く相場展開で、取引を休止するか、または逆張りで取引をします。

トレンドラインの引き方

上昇トレンド

上昇トレンドでのトレンドラインは、価格(ローソク足)の安値どうしを結んで引きます。

トレンドラインは下値支持線(サポートライン)となり、これを下回らなければ上昇トレンドが続くと考えられます。反対に、トレンドラインを下回った場合は、相場が下落に転じる可能性があるため注意が必要です。

下降トレンド

下降トレンドでのトレンドラインは、価格(ローソク足)の高値どうしを結んで引きます。

トレンドラインは上値抵抗線(レジスタンスライン)となり、これを上回らなければ下降トレンドが続くと考えられますが、トレンドラインを上回った場合は、相場が上昇に転じる可能性があるため注意が必要です。

トレンドラインの信頼性

トレンドラインは二つの高値や安値のみを結ぶだけでなく、3か所、4か所と多くの高値や安値が重なるように線を引くことができるほど信頼性が高まると言われています。

また、トレンドラインの角度は一般的には傾斜が45度前後のラインが一番重要で強いトレンドラインと言われています。

トレンドラインを活用したトレード手法

サポート・レジスタンスとして利用

価格(ローソク足)がトレンドラインに近づき反発した場合は、順張りでトレンドの方向にエントリーをします。押し目買い・戻り売りとなるポイントです。

トレンドラインブレイクを利用

価格(ローソク足)がトレンドラインをブレイクした時点で逆張りでエントリーをします。

トレンドラインは一度ブレイクするとサポートはレジスタンスに、レジスタンスはサポートになります。

単純なブレイクはダマシであることも多いため、上記のトレンドラインの性質を利用し、一度ブレイクした後に再度トレンドラインで反発した(支持された)ことを確認してエントリーをすることでダマシに遭う確率を低くすることができます。

ブレイクがダマシとなる場合

上図では、価格(ローソク足)がサポートラインを一度は下抜けたものの、再度サポートラインを上回っており、結果としてブレイクがダマシとなっています。

まとめ

トレンドラインについてまとめましたが、トレンドの引き方については「必ずこうでなければならない」という引き方はないようです。

より美しいトレンドラインが、他のトレーダーも同じようなトレンドラインを引いている可能性が高く、効果が高いと言われているようですが、どのようなラインが美しいかはラインを引くトレーダーによっても、まちまちかもしれません。

私個人もトレンドラインの引き方をマスターしているとは思えないのですが、テクニカルは結局のところ、どれだけ多数のトレーダーと同様の判断ができるかという点が重要ですので、自身の引いたトレンドラインが他のトレーダーにとって見やすいものなのかを意識しつつ、実際に相場でその信憑性を確認し、効果的なトレンドラインの引き方をスキルとして身につけていくことが重要ではないかと思います。

トレンドライン関連の書籍

世界一わかりやすい! FXチャート実践帳 トレンドライン編 (“実践帳”シリーズ)

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参考

トレンドは、大きく分けて3つしかありません。ローソク足チャートでは基本的に陽線が続いて出現するときは「上昇トレンド」で陰線が続いているときは「下落トレンド」と見ることができます。もち合いは、それ以外の部分です。

①上昇トレンドの場合
ローソク足の安値どうしを結ぶことで、トレンドラインがみえてきます。このトレンドラインを「下値支持線(サポートライン)」と呼びます。これは一種のボーダーラインのようなもの。これを下回らなければ、上昇トレンドが続くと考えられます。逆に、このラインを下回ったら、相場は下げに転じる恐れがあるので要注意!

②下落トレンドの場合
上昇の場合と逆で、ローソク足の高値どうしを結べばOK。このトレンドラインを「上値抵抗線(レジスタンスライン)」と呼びます。これを上回らなければ、下落トレンドが続くと考えられます。逆に、このラインを上回ったら、相場は上げに転じる恐れがあるので要注意!
出典:www.gaitame.com

トレンドラインと言うのは、一般的に1つの安値または高値を始点として3本まで引けると考えられています。
出典:mituwasou.com

トレンドラインを引くポイントとしては、二つの山や谷(高値や安値)だけで線を引くのではなく、3か所、4か所というように多くの山や谷の部分で線が重なるように線を引くことができるほど、信頼性が高まると言われています。厳密に1mmもずらさずに線を引くことが要求されるわけではなく、ある程度大雑把でOKです。
出典:money-magazine.org

一般的には傾斜が45度のラインが一番重要で強いトレンドラインと言われています
出典:bcm-c.com

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